アンガーマネジメント

日常

きょうは「怒り」について。

私にとって、何かの拍子で自分のなかに沸き起こる「怒り」の感情は
気分が良いものではありません。
ついイライラしてしまう感情もそうです。

この感情にふりまわされて、これまでいくつかのコミュニティ
人間関係を壊してしまったことがあったと思います。

怒りにまかせて醜態をさらして、冷静になったときに
情けない思いになることもありました。
些細なことで怒ってしまったりイライラしてしまったり
自分がイヤになることもあります。

毎日の生活を穏やかで優しい気持ちだけで過ごすことができれば、
もっと自分も他人も大切にできるはずです。

できれば、「怒り」の感情自体を持たないようにしたい。
怒り」が沸き起こったとしてもその感情を消したい。

でも、ネガティブな感情だけをナシにすることなんてできるのか…
怒ったりイライラしない人なんていないはず…

そして、

怒り」の感情について何かに気づきたいと
考えるようになりました。

そんなあるとき
自宅近くの図書館に立ち寄りました。

心理学コーナーのところに、
アンガーマネージメントというキーワードを
タイトルにしている本がたくさん並んでいます。

本を手に取ってパラパラとめくってみると…
怒り」の感情について、
私が探していたものが見つかった気がしました。

それは、アンガーマネージメント

アンガーマネージメントとは、
怒りの感情と上手に付き合うための心理教育・心理トレーニングとして、
1970年代のアメリカで生まれました。

当初は、犯罪者のための矯正プログラムなどとして活用されていましたが、
時代と共に一般化されて、現在では、企業の研修や青少年の教育、
アスリートのメンタルトレーニングなど、幅広く導入されているようです。

アンガーマネージメントは、
怒らないことを目指すものではなく、
怒る必要があることは上手に怒って、
怒る必要がないことは怒らなくて済むようにして
人間関係を良くすることを目標としています。

なるほど

これまでは、
怒り」を抑えようとしたり、「怒り」の感情自体を消そう
と考えて、もがいてきました。

精神論ですね。

そこには理論合理性もありません。

アンガーマネージメントが目指すところは、
怒りの感情をコントロールすることです。

そこには明快な理論合理性があります。

そんなアンガーマネージメントを学んで
身につけたいと思いました。

精神論では解決が難しかったことに気づきました。

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